みなさんこんにちは、今回は「新商品発表」に関するプレスリリースの作り方をご紹介していきます。
「情熱を込めて開発した新商品。この魅力を、どうすればもっと多くの人に伝えられるだろう?」
「プレスリリースがいいと聞いたけれど、何から書けばいいのか全くわからない…」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
新商品の成功は、その魅力がどれだけ世の中に伝わるかに大きく左右されます。そして、テレビや新聞、Webメディアといった第三者に「ニュース」として取り上げてもらうことは、広告とは比較にならないほどの信頼性とインパクトを生み出します。
そのために有効な手段が「プレスリリース」です。
また、プレスリリースを元に自社サイトの記事を書くこともできます。
この記事では、私たちがこれまで培ってきたノウハウを基に、メディア関係者が思わず読み進めたくなる「新商品発表プレスリースのテンプレート」と、その書き方のコツを徹底解説します。さらに、話題のAIを活用して文章の質を劇的に向上させるプロンプト(指示文)もご紹介。この記事を最後まで読めば、あなたも自信を持って情報発信ができるようになるはずです。
第1章:なぜ今、新商品発表にプレスリリースが不可欠なのか?
本題に入る前に、なぜプレスリリースが重要なのか、その本質を理解しておきましょう。これを押さえるだけで、書くべき内容の解像度が格段に上がります。
プレスリリースは、単なる「お知らせ」ではありません。メディアに対して「これはニュースです。記事にする価値がありますよ」と提案するための「企画書」なのです。
メディアに取り上げられると、以下のような大きなメリットがあります。
- 高い信頼性の獲得: テレビや新聞で紹介されることで、「メディアが認めた商品」というお墨付きを得られ、生活者の信頼度が飛躍的に高まります。
- 情報拡散力: 取り上げられたニュースが、SNSや他のWebメディアでさらに拡散(二次拡散)され、想定以上の広い層にリーチできる可能性があります。
- 低コストでの広報実現: 広告とは異なり、掲載費用はかかりません。自社の努力次第で、大きな成果を得られるコストパフォーマンスの高い広報手法です。
特に鹿児島のような地域では、地元メディアは常に「地域の新しいニュース」を探しています。「鹿児島の〇〇という企業が、地域の課題を解決するこんな商品を開発した」といったストーリーは、非常に価値のある情報として歓迎されるのです。
第2章:【完全版】コピペで使える!新商品発表プレスリーステンプレート
ここからは具体的な書き方を、テンプレートに沿って解説していきます。以下のテンプレートをベースに、あなたの商品の情報を当てはめてみてください。
【プレスリーステンプレート】
【発信日】
202X年〇月〇日
【発信者】
株式会社〇〇(企業ロゴなど)
代表取締役 〇〇 〇〇
住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇 鹿児島県〇〇市〇〇
電話番号:〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
ウェブサイトURL:https://〇〇〇〇
(ここにタイトルが入ります)
【リード文】
(プレスリリースの要約を200〜300字程度で記述します)
【本文】
(背景、商品の特長などを詳しく記述します)
■ 開発の背景:なぜこの商品を開発したのか
(開発に至った経緯や社会的な背景、解決したかった課題などをストーリーで語ります)
■ 商品の主な特長
- (特長1)(具体的な説明)
- (特長2)(具体的な説明)
- (特長3)(具体的な説明)
【商品画像】
(ここに高解像度の商品画像を挿入します。複数枚あると良い)
・(写真1:商品の単体写真)
・(写真2:使用イメージがわかる写真)
■ 商品概要
- 商品名:
- 発売日:
- 価格:
- 内容量:
- 原材料:(食品などの場合)
- 販売場所:(店舗、オンラインストアURLなど)
- ターゲット層:
■ 今後の展望
(この商品を通じて、今後どのようなことを目指していくのかを記述します)
■ 会社概要
- 会社名:株式会社〇〇
- 所在地:〒〇〇〇-〇〇〇〇 鹿児島県〇〇市〇〇
- 代表者:
- 設立:
- 事業内容:
- ウェブサイト:
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社〇〇 広報担当:〇〇
電話番号:〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
メールアドレス:〇〇〇@〇〇〇〇
(※メディアの方が連絡しやすい連絡先を明記)
第3章:メディアの心を掴む!各項目の書き方徹底解説
テンプレートを手に入れただけでは十分ではありません。ここからは、各項目を「ニュース価値の高い情報」に昇華させるための、プロの視点を解説します。
① タイトル:3秒で全てを伝える勝負の場所
記者は毎日、何十何百というプレスリリースに目を通します。タイトルで興味を引けなければ、その先を読んでもらうことはできません。
【良いタイトルのポイント】
- 具体性: 「便利な新商品」ではなく「〇〇を3分で可能にする△△」のように、何ができるのかを具体的に書きます。
- 新規性/意外性: 「業界初」「日本初」「〇〇と△△の異色コラボ」など、ニュースとしての新しさをアピールします。
- 社会性/地域性: 「鹿児島の高齢化問題に着目」「桜島の火山灰をアップサイクル」など、社会や地域の課題と結びつけます。
(例)
- NG例: 「〇〇株式会社、新商品△△を発売」
- OK例: 「鹿児島の伝統野菜『桜島大根』の栄養を丸ごと凝縮!1日1杯で始めるウェルネス新習慣『SAKURAJIMA SMOOTHIE』4月1日発売」
② リード文:記者が「本文を読みたい」と思うかどうかの分かれ道
タイトルで興味を持った記者が次に読むのがリード文です。ここでは、プレスリリースの全体像がわかるように「5W1H」を意識して簡潔にまとめましょう。
- Who(誰が): 〇〇株式会社が
- When(いつ): 202X年〇月〇日に
- Where(どこで): 全国の〇〇ストアおよびオンラインで
- What(何を): 新商品「△△」を
- Why(なぜ): 〇〇という課題を解決するために
- How(どのように): 独自の〇〇技術を用いて発売します。
このリード文だけで、記者は記事にする価値があるかどうかを判断します。
③ 本文:ストーリーと客観的事実で説得力を高める
■ 開発背景・ストーリー
ここは、商品の「魂」を語る場所です。単なるスペックの羅列ではなく、「なぜこの商品を作らなければならなかったのか」という担当者の情熱や、開発の裏側にある苦労話などを盛り込みましょう。特に、「鹿児島の〇〇という課題を解決したい」といった地域に根差したストーリーは、地元メディアの共感を呼びやすい強力なフックになります。
■ 商品の特長
商品の強みは、欲張らずに3つに絞って伝えましょう。多すぎると印象に残りません。箇条書きを使い、「従来品との比較」や「具体的な数値データ(売上〇%向上、時間〇%短縮など)」を用いて、客観的かつ論理的に説明することが重要です。
■ 画像・動画の重要性
「百聞は一見に如かず」というように、文章だけでは伝わらない商品の魅力を視覚的に伝えることは非常に効果的です。
- シズル感のある物撮り写真: 食品であれば美味しそうに見える、化粧品であれば高級感が伝わる写真など。
- 利用シーンが想像できる写真: 実際に人が使っている様子や、商品があることで生活がどう豊かになるかイメージできる写真を用意しましょう。
- 動画: 商品の動きや使い方を伝えるには動画が最適です。YouTubeなどにアップし、URLを記載するのも良いでしょう。
高画質であることは絶対条件です。メディアがそのまま使えるクオリティの素材を提供することが、相手への配慮にも繋がります。
④ 商品概要・会社概要・お問い合わせ先:正確な情報を丁寧に
価格、発売日、URLといった事務的な情報に間違いがあると、メディアからの信頼を一気に失います。特に「お問い合わせ先」は、必ず日中に連絡が取れる担当者の連絡先を明記してください。記者からの問い合わせは、記事化への大きなチャンスです。
第4章:【応用編】AIを活用してプレスリリースの質をさらに高めるプロンプト術
テンプレートに沿って文章を作成する際に、生成AI(ChatGPTやGeminiなど)を活用することで、アイデアの幅を広げたり、表現を磨き上げたりすることが可能です。ここでは、コピー&ペーストしてすぐに使える、効果的なプロンプト(指示文)をいくつかご紹介します。
1. キャッチーな「タイトル」を複数案出したい時
自分だけでは思いつかないような、多様な切り口のタイトル案が欲しい時に有効です。
あなたは一流のPRプランナーです。
以下の#商品情報 を基に、メディア関係者の目に留まるような新商品発表プレスリースのタイトル案を10個、下記の切り口で提案してください。
#切り口
・商品のベネフィットを強調する切り口
・ターゲット層に強く訴えかける切り口
・新規性や意外性をアピールする切り口
・社会性や地域性(特に鹿児島)を絡めた切り口
・トレンドのキーワードを入れた切り口
#商品情報
・商品名:
・開発会社:
・商品の特長:
・ターゲット層:
・開発背景:
2. 魅力的な「リード文」を作成したい時
プレスリリースの要点をまとめ、記者が本文を読みたくなるようなリード文を作成する際に役立ちます。
あなたは新聞の敏腕記者です。
以下の#プレスリリース原稿 を読み、記事の冒頭に掲載するリード文として、5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を盛り込んだ250字程度の文章を作成してください。
特に、この新商品が社会や生活者にどのような価値をもたらすのかが明確に伝わるように、引きのある文章でお願いします。
#プレスリリース原稿
(ここに作成したプレスリリースの全文を貼り付ける)
3. 共感を呼ぶ「開発ストーリー」を書きたい時
事実の羅列になりがちな開発背景を、人の心を動かすストーリーに昇華させたい時に使います。
あなたは人の心を動かすのが得意なノンフィクションライターです。
以下の#開発背景 を基に、読者が共感し、応援したくなるような開発ストーリーを500字程度で執筆してください。
特に、開発者の情熱、乗り越えた困難、そして商品を通じて実現したい未来(ビジョン)が生き生きと伝わるように、情景が目に浮かぶような筆致で描写してください。
#開発背景
・開発のきっかけ:
・開発中の課題や苦労:
・商品に込めた想い:
・(あれば)鹿児島という土地へのこだわり:
4. 商品の「特長」を分かりやすく言い換えたい時
専門的で硬い表現になりがちな商品の特長を、ターゲットに響く言葉に変換したい時に有効です。
あなたは優秀なコピーライターです。
以下の#商品の特長 を、#ターゲット層 にとって自分ごととして感じられるような、より魅力的で分かりやすい表現に言い換えてください。
専門用語は避け、この商品を使うことで得られる「うれしい未来(ベネフィット)」が具体的にイメージできるような表現を、各特長につき3パターンずつ提案してください。
#商品の特長
1. (特長1の詳細)
2. (特長2の詳細)
3. (特長3の詳細)
#ターゲット層
(例:鹿児島県在住の30代の子育て世代、健康意識の高い50代以上の女性など)
第5章:配信前に必ず確認!失敗しないための最終チェックリスト
どんなに良い内容でも、些細なミスで台無しになることがあります。配信ボタンを押す前に、以下の点を必ず最終確認しましょう。AIによるチェックも有効ですが、最後は必ずご自身の目で確認することが重要です。
- ☐ 誤字脱字はないか?声に出して読んでみる、複数人でダブルチェックするなど、徹底的に確認してください。
- ☐ 専門用語ばかりで分かりにくくなっていないか?中学生が読んでも理解できるような、平易な言葉で書かれているか確認しましょう。
- ☐ 客観的な視点が欠けていないか?「素晴らしい」「画期的」といった主観的な表現だけでなく、それを裏付けるデータや事実が示されているか見直しましょう。
- ☐ 配信日時は適切か?一般的に、メディアが比較的落ち着いている平日の午前中(10時〜12時)が狙い目と言われています。週明けの月曜午前や、締め切りに追われる金曜午後は避けた方が無難です。
まとめ:テンプレートとAIで、あなたの情熱を届ける準備は万全に
いかがでしたでしょうか。このテンプレートとAI活用術を使えば、新商品発表プレスリリースの作成は決して難しいものではありません。まずはこの型に沿って、あなたの会社が持つ商品の魅力を書き出してみてください。
しかし、テンプレートやAIはあくまで強力なツールです。
「うちの商品の魅力、どう切り取ればニュースになるんだろう?」
「鹿児島のどのメディアに送れば、取り上げてもらえる可能性が高い?」
「もっと効果的なPR戦略を、誰かに相談したい…」
もしあなたがそうお考えなら、ぜひ私たち「プレスリリースかごしま」にご相談ください。
私たちは、単にプレスリリースの書き方を教えるだけではありません。鹿児島の地域性に精通したPRプランナーが、貴社の商品の魅力が最大限に伝わるニュースバリューを一緒に発掘し、戦略的な広報プランをご提案します。メディアとの良好な関係構築から、配信後のフォローアップまで、一貫したサポートが可能です。
広報PRは、一度きりの花火で終わらせては意味がありません。継続的に行うことで、企業のブランド価値を高め、持続的な成長を支える経営の根幹となります。
その力強い一歩を、私たちと一緒に踏み出しませんか?
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