【白水汰一】個展「S ～Surface & abysS～」開催のお知らせ

2025年5月12日

個展「S ～Surface & abysS～」開催のお知らせ
― 欲望と表現の境界に挑む、白水汰一による初の大規模個展 ―

白水汰一（しろうず・たいち）は、2025年6月10日（月）〜6月15日（日）まで、鹿児島市名山町・ポランカギャラリーにて個展「S ～Surface & abysS～」を開催いたします。
本展は、「S」という一文字に象徴される多義性（Satire, Symbol, Surface, Subversion…）を軸に、シュールで風刺的な視点とエロスを交錯させた作品群によって、観る者の価値観を揺さぶる試みです。展示は2フロア構成で、「Surface（表層）」と「abysS（深淵）」という対照的なテーマを掲げています。
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【展示構成】
●3階「Surface（表層）」
これまでに制作されたポップかつシュールな表現を中心とした作品群を展示。シンボル性・寓意・ナンセンスといった要素が混在する漫画やイラストにより、作家の表現世界の原点と広がりを提示します。
エロスは主題として扱わず、軽やかさと奥行きを併せ持つ作品が並ぶ空間です。
●4階「abysS（深淵）」 ※18歳未満入場不可
R18の新作群を展示。Sから始まるキーワード（Smirk, Sardonic, Slapstick…）をモチーフに、エロス・風刺・神話性・滑稽さが交錯する濃密な空間を構成します。
視線、言葉、感情のズレに焦点を当て、「性」と「正義」「美意識」などの社会規範がぶつかり合う様相を描きます。
●象徴的作品「Stripped of Sanctity（仮）」
会場入り口正面に展示される本展の中心作。構図・キャプション・視線の導線により「アートかポルノか？」という問いを観客に返す仕掛けとなっており、本展のテーマを端的に象徴します。

【開催概要】
• 展覧会名｜個展「S ～Surface & abysS～」
• 会期｜2025年6月10日（月）〜6月15日（日）
• 会場｜ポランカギャラリー 3階・4階（鹿児島市名山町）
• 開館時間｜11:00〜19:00（最終入場18:30）
• 入場料｜無料（4階展示は18歳未満入場不可）
• 主催｜白水汰一
• お問い合わせ｜trkenciel@gmail.com（白水メールアドレス）

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【作家プロフィール】
白水汰一（しろうず・たいち）
鹿児島在住の漫画家・アーティスト。Webtooのネームや成人向け漫画制作を中心に活動しつつ、近年は独自の視点で社会と文化を切り取るオルタナティブな作品を発表。
本展では、ポップで象徴的な表現と、エロスとアートの曖昧な交差を一つの展覧会に融合させ、新たな地平を提示する。