【ヤマサハウス株式会社】地域産材で大空間大開口を実現した「集木ワイドフレーム」がウッドデザイン2023受賞

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地域産材で大空間大開口を実現した
「集木ワイドフレーム」がウッドデザイン2023受賞
鹿児島県内で最多受賞の住宅会社 南九州の森林資源活用と技術承継を進める

地域産材の可能性を拡げ、大空間大開口を実現するヤマサハウス株式会社の「 集木ワイドフレーム 」が、このたび、技術分野のソーシャルデザイン部門でウッドデザイン賞2023(主催:一般社団法人 日本ウッドデザイン協会)を受賞しました。今回で当社は4作品目の受賞であり、鹿児島県内での最多受賞を更新しました。1948年に木材業で創業以来、地域産材利用で地域の林業の活性化を支えてきました。同賞は、“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的とし、木の良さや価値を再発見させる製品や取組みについて、特に優れたものを消費者目線で評価し表彰する顕彰制度です。
 近年、戦後の造林から数十年が経過し国内森林資源が充実すると共に、高度経済成長期に伴う需要増大により林業・木材加工業界は1980年にピークを迎えています。しかしその後は、木材需要の低迷や輸入材との競合、国産材の供給力不足により長期に渡り低迷しています。そのため現在は、森林資源を積極的に活用し、再造林によって持続可能な循環を行っていくことが求められています。
この課題を解決するために、当社では地域職人の協力もと、人材の発掘育成と技術継承を行う取組みを進めてきました。そして、オール南九州の杉でできた集成材を活用し、自然災害にも強い大空間大開口の設計によって暮らしの魅力向上を実現したのが「集木ワイドフレーム」の技術です。
 鹿児島の山の木を使うことは地域の森林を豊かにし、地球温暖化を防止することに繋がります。そのため、当社は地域産材の可能性を拡げる技術で、国産材や地域産材を多用した木造建築物を今後も推進していきます。そして、地域産業を活性化させるため、木のある豊かな暮らしで人と自然の調和を形にしながら、時代の要請に応えていく持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきます。

【連絡先】
ヤマサハウス株式会社 広報担当 若松 香澄(わかまつ かすみ)
〒892-0836 鹿児島県鹿児島市錦江町1-4 TEL:099-295-3910

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