【オコソコ】9月16日(金)-19(月・祝)、地域の生業とアートのコラボレーションイベント「継往開来」を開催!

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9月16日(金)-19(月・祝)、
地域の生業とアートのコラボレーションイベント「継往開来」を開催!
南九州市頴娃町を舞台に「薩摩柘(さつまつげ)」の新たな可能性を探る

「挑戦する人と共に、楽しい居場所をつくる」をミッションに掲げ、南九州市頴娃町で拠点づくりの事業に取り組む「株式会社オコソコ」(所在地:鹿児島県南九州市頴娃町別府369 代表取締役:蔵元恵佑)は、260年以上続く頴娃町の生業であり、銘木として全国的に名高い「薩摩柘(さつまつげ)」の新たな可能性を探る「継往開来 〜Reframe!薩摩TSUGEプロジェクト〜」を始動します。

︎「薩摩柘(さつまつげ)」とは?
 「柘」は、ツゲ科の常緑低木から採れる木材です。頴娃町をはじめとした、鹿児島県の南薩地方で生産される「薩摩柘」は、柔らかく温かい色味の木目や、適度な硬さと粘りが特徴で、全国的に銘木として知られ、「薩摩柘」を使ったつげ櫛や印鑑は高級品として扱われます。

︎「継往開来 〜Reframe!薩摩TSUGEプロジェクト〜」について
 260年以上も前から計画的な植林を続け、「柘のまち」として地域の生業を守り続けてきた頴娃町の人々。しかしその一方で、高い品質を守るため、ほんの少しでも木目にシミやキズ、割れ目のある木材は、市場に出回ることなく処分されてきました。そこで今回は「薩摩柘」の新たな可能性を見出すべく、アートとのコラボレーションイベントを企画。
 「継往開来(けいおうかいらい)」というタイトルには、歴史ある「薩摩柘」を先人から受け継ぎ、発展させながら未来を開拓する、という意味が込められています。
 今回、「薩摩柘」の端材をキャンバスにドローイングを手掛けたのは、鹿児島を拠点に活躍する、アーティスト・イラストレーターの篠崎理一郎さん。緻密な線によって描かれる独自の世界が「薩摩柘」という立体的な器を得ることで、不思議な生命力を湛えます。
 作品展の最終日は、今回「薩摩柘」の端材を提供してくださった若林保さんと、篠崎さんのトークイベントも開催。歴史ある地域の生業を新たな視点で捉え直し、次の世代へ繋いでいくためのヒントを探ります。

︎イベント概要

>>篠崎理一郎 作品展「継往開来」
■日程:2022年9月16日(金)-19日(月・祝)各日11:00~17:00
■会場:だしとお茶の店 潮や、(南九州市頴娃町別府358)
会期中は、作家による在廊や公開制作も予定しています。
詳細はInstagram (https://www.instagram.com/reeeeeach0222/)で確認を。

>>トークイベント
■日程:2022年9月19日(月・祝)14:00~15:30
■会場:集いをつくる宿 ふたつや、(南九州市頴娃町別府369)
■定員:10名程度 ■事前申込:不要 ■参加費:無料
■登壇者:若林保さん、篠崎理一郎さん
【地域の生業としての歴史や背景、現状】×【アートの器としての魅力や可能性】をテーマに薩摩柘の「今」を知り、新たな可能性を探ります。「潮や、」のドリンク持ち込みOK。

篠崎理一郎さん

篠崎理一郎さん
1989年鹿児島生まれ。アーティスト・イラストレーター。
主に線画やドローイング、コラージュを軸に制作。影響を受けた漫画や数学をルーツに、日常風景や心象状態を掛け合わせながら、繊細かつインタラクティブな世界を表現する。
https://www.reeeeeach.com/

若林保さん

1982年南九州市頴娃町生まれ。(有)若林印材代表取締役。
東京の大学を卒業後、一般企業に就職したのち、(有)若林印材に入社。薩摩柘を利用し主に印材、櫛材、駒材の加工を行っている。江戸時代から植林され続けている薩摩柘の伝統を守り、次世代に残す為の活動を行っている。

︎「薩摩柘」の端材がアート作品になるまで

端材が作品になるまで

▷「だしとお茶の店 潮や、」について
 築100年以上の古民家をリノベーションした、カフェと食のセレクトショップ。「だし」と「お茶」を中心に、魅力ある南薩地域の食文化を五感で体験できる場所として、2021年4月にオープン。南薩の特産である「だし(鰹節)」と「お茶」を中心に、かごしま・南薩・頴娃の ” いいもの・こと・ひと ” を発信していきたいという想いを込めています。
【ランチ】11:00-14:00 【カフェ】 11:00-17:00 【定休日】水・木曜
https://www.instagram.com/sioya.store/

▷「集いをつくる宿 ふたつや、」について
 「潮や、」の向かいにある、1日1組限定、古民家一棟貸しの宿。コンセプトは「集う形が時代とともに変わっても、集う場に大切な時間が流れる限り、人が集う場をつくろう」。皆様の「集い」に寄り添って、私たちだからできることをお手伝いいたします。
https://futatsuya.jp/

▷「株式会社オコソコ」について
 「挑戦する人と共に、楽しい居場所をつくる」をミッションに掲げ、南九州市頴娃町にて、【①まちに必要なひとものことの関係性をつくること】【②まちに新しい流通の仕組みを考えること】【③まちの情報をわかりやすく届けること】の3つの役目を担うべく地域商社として観光や食と通した拠点づくりに取り組んでいます。地域資源である空き家を活用してできた飲食店「だしとお茶の店 潮や、」や一棟貸しの宿泊施設「集いをつくる宿 ふたつや、」の運営の他にも新拠点を構想中。知覧茶の生産者を紹介するメディア「TEALABO Channel」の運営や事業開発支援など多角的な事業で「この地を楽しめる人で溢れるまちに」というビジョンの実現を目指しています。

<本リリースの内容やイベントに関するお問い合わせ>
e-mail: info.futatsuya@gmail.com
tel: 070-8572-8182 (担当:蔵元)

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