地域Webメディア編集長が明かす!プレスリリースに添える「動画素材」で差がつく理由

地域Webメディア編集長が明かす!プレスリリースに添える「動画素材」で差がつく理由

広報・PR実践コラムも第9弾となりました。以前「写真」についてお話ししましたが、今回はその発展編として「動画素材」についてお伝えします。

私たち編集部も、記事だけでなくInstagramリールやSNSショート動画での発信を日常的に行っています。写真は十分揃っているのに、動画素材がまったくない、というケースが最近とても増えているように感じます。

目次

なぜ「動画」まで用意してほしいのか

記事だけでなく、SNSのリールやショート動画での発信が当たり前になった今、編集部としても「動く素材」があるかどうかで発信の幅が大きく変わります。写真だけでは静止画のスライドショーにしかなりませんが、短い動画が数カットあるだけで、臨場感のあるリール動画に仕上げることができます。結果として、記事だけでなくSNSでも拡散されやすくなり、送り主様にとってもメリットが大きくなります。

編集部が困る動画素材の3大NGパターン

NGパターン①:動画がそもそもない

写真は何枚もあるのに、動画は一切なし、というケースが最も多いです。無理に動画を作る必要はありませんが、スマートフォンで数秒撮影するだけでも、素材としての価値は大きく変わります。

NGパターン②:手ブレが激しい・環境音がうるさいだけの長回し

スマートフォンを持ったまま歩き回って撮影した、手ブレの激しい数分間の動画は、正直なところ編集で使える部分を探すのが大変です。短くても構わないので、カメラを固定して撮った安定したカットのほうが、はるかに使いやすくなります。

NGパターン③:縦横比がバラバラで、SNS用にすぐ使えない

横位置で撮影された動画をそのままリール(縦型)に使おうとすると、上下が大きく切れてしまったり、余白だらけになったりします。用途に応じた縦横比を意識していただけると、編集部としても非常に助かります。

添えてもらえると嬉しい動画素材の3つのコツ

コツ①:10〜15秒程度の短いカットを複数用意する

1本の長い動画よりも、10〜15秒程度の短いカットが数本あるほうが、編集部としては構成を組み立てやすくなります。「全体が分かるカット」「主役がわかるカット」「手に取る・食べる瞬間のカット」のように、写真の時と同じ考え方で複数用意していただくのがおすすめです。

コツ②:縦位置(9:16)で撮っておく

Instagramリールやショート動画は縦型が基本です。スマートフォンを縦のまま構えて撮影するだけで、そのままSNS展開に使いやすい素材になります。余裕があれば横位置も一本あると、記事内での使い道も広がります。

コツ③:BGMや過度な編集は不要、そのままの素材でOK

凝った編集やBGMをあらかじめ加えていただく必要はありません。むしろ、編集部側でナレーションやテロップを載せられるよう、環境音そのままの「未編集」の素材のほうが扱いやすいのです。

【実践】スマホで今日から撮れる、鉄板の動画カット3つ

  • ①商品や料理がテーブルに置かれる瞬間:スタッフの手が写り込むだけで、ぐっと臨場感が出ます。
  • ②店内をゆっくり横移動しながらのカット:カメラを一定の速さで動かすだけで、空間の雰囲気が伝わる素材になります。
  • ③手に取る・食べる・使う瞬間のクローズアップ:湯気や質感が伝わるカットは、リールでも特に使いやすい素材です。

この3カットが揃っているだけで、私たち編集部としては記事だけでなくSNS展開までセットで動きやすくなります。

まとめ:動画は「もうひとつの拡散手段」

写真だけの時代から、動画も含めた発信の時代へと移りつつあります。かしこまった動画を用意する必要はありません。スマートフォンで数秒撮影した、飾らない素材こそが、私たち編集部にとって使いやすい「もうひとつの原稿」になります。

次にプレスリリースを送る際は、ぜひ写真と一緒に、短い動画も数カット添えてみてください。


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