それ、広告ではなく「ニュース」になっていますか?編集部が見ているポイント

それ、広告ではなく「ニュース」になっていますか?編集部が見ているポイント

広報・PR実践コラムも第19弾となりました。今回は「数字の書き方」に続いて、プレスリリースと広告の違い、つまり「ニュースになっているか」という視点についてお話しします。

丁寧に書かれたリリースなのに、なぜか記事になりにくい。そんなとき、実は「広告のような文章になっている」ことが原因のひとつになっているケースがよくあります。今回も編集現場の実感として、率直にお伝えします。

目次

プレスリリースと広告、何が違うのか

広告は「買ってもらう」「来てもらう」ために魅力を訴える文章です。一方、プレスリリースは「こんな新しい出来事がありました」という事実を知らせるための文章です。私たち編集部が記事にするのは、後者の「ニュース」です。広告のように魅力をアピールする言葉が中心になると、記事として扱うのが難しくなってしまいます。

編集部が「これは広告だな」と感じる3つの表現

表現①:「ぜひお越しください」「お見逃しなく」の連発

呼びかけの言葉が文中に何度も出てくると、ニュースというより宣伝文のような印象になります。読者へのお誘いは、記事の最後の一言で十分です。

表現②:「絶品」「最高」など、根拠のない形容詞だけが並ぶ

「絶品の味わい」「最高のおいしさ」といった表現は、私たち編集部が裏取りできない主観的な評価です。何がどう違うのか、事実で語っていただけないと、そのまま記事に使うことができません。

表現③:「何が新しいのか」が書かれていない

お店や商品の魅力は詳しく書かれているのに、「今回何が新しいのか」「いつから始まるのか」というニュースの核心が見当たらないリリースも少なくありません。

ニュースとして扱われやすくする3つのコツ

コツ①:「何が新しいのか」を最初の一文に書く

「〇〇は、10月10日に新商品△△を発売します」のように、誰が・いつ・何をするのかを冒頭に置くだけで、一気にニュースらしくなります。

コツ②:形容詞より、事実で語る

「おいしい」と書く代わりに、「鹿児島県産の黒豚を使用」「3日間じっくり煮込んだ」といった素材・製法・数字などの事実を書いていただくと、読者にも編集部にも伝わりやすくなります。

コツ③:呼びかけは、文末の一言だけに絞る

「ぜひお立ち寄りください」といった呼びかけは、リリースの最後に一度だけ添えるくらいがちょうど良いです。

【実践】書いた文章を「新聞記事風」に読み直す

書き終えたら、一度「これは新聞やニュースサイトの記事に載っていても違和感がない文章か」という視点で読み直してみてください。主語と事実がはっきりしていて、形容詞が少なく、読み終えたときに「何があったのか」がすぐ言える。そんな文章になっていれば、ニュースとして扱いやすいリリースです。

まとめ:魅力は、事実で語る

お店や商品の魅力を伝えたい気持ちはよく分かります。ただ、プレスリリースでは、その魅力を「形容詞」ではなく「事実」で語っていただくのが、記事化への近道です。何が新しいのかを最初に書き、魅力は素材や数字で伝える。この2つを意識してみてください。

次にリリースを書き終えたら、「ニュースとして成り立っているか」をぜひ一度確認してみてください。


📢 鹿児島県内の企業・店舗様へ:情報発信をサポートします

「プレスリリースかごしま」では、鹿児島県内の新店舗、新商品、イベント情報のプレスリリース掲載を原則無料で受け付けています。

  • 📝 まずは無料で公式発表を掲載したい方
    👉 [プレスリリースの無料掲載・送付フォームはこちら]
  • 🚀 さらに一般読者へ広く拡散したい・実食レポで魅力を伝えたい方
    月間数十万PVの地域メディア「カゴシマニアックス」での現地実食取材レポや、大手「PR TIMES」配信代行を組み合わせた『PRブーストプラン』もご用意しています。
    👉 [取材レポ・PRブーストプランの詳細はこちら]
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次