「税込?税抜?」編集部が毎回確認している、数字の書き方

「税込?税抜?」編集部が毎回確認している、数字の書き方

広報・PR実践コラムも第18弾となりました。今回は「鹿児島弁の使い方」に続いて、リリースの中の「数字」の書き方についてお話しします。

価格、期間、数量、サイズ。リリースに書かれた数字は、そのまま記事になり、読者の行動に直結します。だからこそ私たち編集部は、数字の部分を一番慎重に確認します。ここが曖昧だと、確認の連絡が一往復増えてしまいます。今回も編集現場の実感として、率直にお伝えします。

目次

なぜ数字の書き方で記事化の手間が変わるのか

読者が実際にお店に足を運んだとき、記事に書かれた価格と実際の価格が違っていたら、お店にも編集部にもご迷惑がかかります。ですから数字だけは、推測で書くことが絶対にできません。リリースの時点で明確になっていれば、確認の手間なくそのまま記事にできます。

編集部が確認に手間取る数字の3大パターン

パターン①:税込か税抜か書かれていない

「1,000円」とだけ書かれていると、税込なのか税抜なのか判断できません。記事にしたあとで「実際は1,100円だった」となると、読者の信頼を損ねてしまいます。

パターン②:期間の終了日が「なくなり次第終了」だけ

限定商品やキャンペーンでよく見かける表現ですが、いつまで販売される予定なのかが分からないと、読者にも「いつまでに行けばいいか」が伝わりません。

パターン③:数量・サイズの単位が曖昧

「約」や「〜」などの幅のある表現だけで、具体的な数値が書かれていないと、実際の量感が読者に伝わりません。

数字を迷わず書く3つのコツ

コツ①:価格は税込表記を基本に、税抜を併記する

「1,100円(税込)」のように、税込価格をメインに書き、必要であれば「税抜1,000円」を併記する形が最も確認の手間を減らせます。

コツ②:期間は開始日・終了日・曜日まで明記する

「10月1日(木)〜10月31日(土)」のように、曜日まで添えていただくと、読者もスケジュールを立てやすくなります。数量限定の場合も、「なくなり次第終了(終了予定:〇月〇日)」のように、目安となる日付を添えていただけると助かります。

コツ③:数量・サイズは、単位まで書く

「大盛り」「たっぷり」といった表現だけでなく、「200g」「直径18cm」など具体的な数値と単位を書いていただくと、記事の説得力が一気に上がります。

【実践】数字をまとめた「一覧表」を冒頭に添える

リリースの冒頭か末尾に、価格・期間・数量・サイズなどの数字だけを箇条書きでまとめた「概要」の欄を設けていただくと、編集部としては非常に確認しやすくなります。本文とは別に、数字の確認用としてまとめておくイメージです。

まとめ:数字は、読者の行動に直結する

数字の書き方ひとつで、記事化のスピードも、読者の安心感も変わります。税込・税抜、期間、単位。この3つを意識していただくだけで、編集部との確認のやり取りがぐっと減ります。

次にリリースを書く際は、送信する前に、数字の部分だけもう一度見直してみてください。


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