【KCICカルチャークリエイター共創講座『見る芸術チーム』】『Art ,Walk to me  -アートが歩いてやってくる-』

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KCICカルチャークリエイター共創講座『見る芸術チーム』
『Art ,Walk to me  -アートが歩いてやってくる-』

“アートがあなたに会いにくる?”新感覚アートイベント『Art,Walk to me -アートが歩 いてやってくる-』開催|現役高校生を含む一般市民6名が鹿児島の多様性実現のた めにイベント企画をしました。

11月19日(日)に開催される 『かごしままちなか文化彩』が開催される加治屋まちの杜公園と、同日、別会場の 天文館本通りにて、未だかつて経験したことのないアート体験の機会を提供します。
KCIC「第2回カルチャークリエイター講座(KCIC主催)」の受講生6名により結成された「見る芸 術チーム」は、2023年11月19日(日)に開催されるイベント『かごしままちなか文化彩(鹿児島市・ 加冶屋まちの杜公園)』内にて、インスタレーション型のアート展示イベント「Art, Walk to me. – アートが歩いてやってくる。-」を開催いたします。
※KCIC主催「カルチャークリエイター講座」について:有識者たちによる講義やワークショップを通じて、芸術文 化マネジメントを学ぶインタラクティブな全7回に渡る、市民を対象にした講座。

  本イベント概要

イベントタイトル:「Art, Walk to me.|アートが歩いてやってくる」 

会場:加治屋まちの杜公園/天文館本通り 

開催日時:2024年11月19日(日)11:30-17:30 (時間詳細:まちなか文化彩 11:30-15:30,天文館本通り16:30-17:30)  ※雨天の場合は、天文館本通りのみで開催予定。 

企画運営:「カルチャークリエイター講座」受講生グループ

内容: アートをまとったモデルが会場内を回遊し、人に接近しながら対話を試みるインスタレーション型 アート展(通常は鑑賞者がアートを見にいくが、本企画では、アートから人に近づき、鑑賞を促 す。)
〈「歩くアート」制作アーティスト〉 01.asato(東京都):廃棄物を用いたサスティナブルファッションをテーマとした作品
02.KIO YAMAGUCHI(東京):自身のジェンダー観についての原風景をモチーフとした作品 03.suntsumagari(鹿児島):ウクライナ戦争について日々変わる自身の気持ちにフォーカスした作 品
 (アーティスト写真:左からasato,KIO YAMAGUCHI,suntsumagari)
鹿児島社会に潜む様々な「非多様性」をアートで解決しようと試みる、1日だけの実験場
 社会での多様性を計る一例として、ジェンダー・ギャップ指数(男女格差を数値化したもの)があ ります。2023年4月に発表された「政治」「行政」「教育」「経済」の4分野ごとに分析された都道 府県別のジェンダー・ギャップ指数の中で、鹿児島県の試算は、「政治」が46位、「行政」が38 位、「教育」が44位、「経済」が16位と、ほぼ全ての分野で男女格差が根強く残る姿が確認され ました。
私たちが目指すのは、アート鑑賞によって他者(作家)を受け入れ、間接的に多様性という「さま ざまな価値観が認められる豊かな文化」が実現される社会をつくることです。しかし、ほとんどの 場合「自ら足を運び、見にいく」という能動的なアクションを起こさない限り、なかなかアートに触れ る機会を得られないのが現状です。

  そこで、「アート自らが歩いて近づいてくる」という逆説的アプローチにより、市民の暮らしに突如 アートを存在させ、それによる市民の反応やアートが持つ多様性実現の可能性などについて、イ ベントを通して実験・考察してみたいという主旨の元、本イベントを企画しました。
アート鑑賞で使う「主体的な対話」、実は教育現場ではすでに導入
昨今アートが注目されている理由のうちに、「主体性」や「対話」というキーワードがあります。これ はアートだけでなく、すでに文科省からも「アクティブラーニング(「主体的・対話的で深い学び」)」 という形で学校教育現場への取り入れが推奨されています。アクティブラーニングの本質は、「正 しい知識の修得ではなく、正解のない議論(課題)を通して問題解決へのアプローチ方法を身に つけること」にあるとされており、アート鑑賞もこれに共通するものがあります。  アート鑑賞の本質とは、作家の意図や表現が使用された理由など「正解のない課題」を探り、 自らの考えを深めていくことにあります。これにより、「それぞれが異なる意見や価値観を持つこ と」や「考えの異なる人との意見交換」のハードルを低くし、他者の多様性を尊重しあえる世界観 を育てていくことができると考えています。
市民の、市民による、市民のためのアートイベントに、ぜひご参加を!

本企画は、鹿児島を愛する市民6人によって企画されました。それぞれが理想の鹿児島文化を 思い描く中で、実生活で感じている課題感や違和感を共有しあいながら、解決を目指せるような 企画を模索していきました。多様な背景や価値観を持つ社会の縮図のようなこのグループが アートイベントを企画をすることによって、アート鑑賞が特別なものではなく、一般市民の方々が より身近に参加し、楽しんでいただけるものとなれば嬉しいです。

【連絡先】
kagoshima.art.diversity@gmail.com
担当:橋本

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